去年の夏に、ふと思い立ってハンチング帽をひとつ作ってみました。 自分が普段被っている帽子に紙をあてて、ペンで形をなぞる。 拡げてみたら、なんとも不思議で面白い形をしていました。 そんなふうにして型紙をおこし、試行錯誤の末に、 どうにか帽子と呼べるものが出来ました。 このハンチングは大まかにトップとサイド、そしてブリムの ３つのパーツから出来ているのでそれぞれ布の組み合わせが楽しめます。 色と色、柄と柄の組み合わせで変わる表情が、スリリングでした。 ようやく10個目が出来たとき、実際に誰かに被ってもらって 写真に残すことを思いつきました。 バッグもそうですが、やはり身につけてこそのファッション。 普段着で集まったモデルさんたちの個性にあわせて、 また別な表情を見せるハンチングたちに、作者自身がいちばん驚きました。 とにかく、左のメニューをクリックして見てください。 実際にも、こんなふうにカラフルな人たちが増えれば、 街はもっと楽しくなると思います。もっともっと笑顔が増えると思います。 今回、モデルとして集まってくれた、たくさんの友人に感謝します。 みんなのセンスと人となりがなければ、こんなにいい写真には ならなかったでしょう。 とってもサンキュー。 撮影（とモデル）：関口創也 協力：スタジオスタンダード